謎の中華屋 NO.2 参上
オーダーも終わり、ビールを一口二口と
飲んでいると、店員が近づいてきた。
その手には、マーボー豆腐を持っている。
さすがに、頼んで5分も過ぎていない
「俺のではないな~。」
と、思いながらもこの店の最初の客は私だ。
衝撃の速さで、目の前に超高速マーボーが参上した。
早すぎではないか?
ここで、疑問が涌いた。
「ちゃんと作ったのか?」
「出来たのを、温めただけではないか?」
疑い始めた。
そんなことを考えていると
次々と料理が目の前を、埋め尽くした。
「おかし~。」
「おかし~い。」
「ここは、牛丼屋か?」
作り置きではないのか?などなど頭をよぎる。
そこで、私は耳を澄ませた。
厨房の中から、「シャッシャ、シャッシャ、コンコン」
てな具合に、中華鍋とおたまの音が響いている。
私たちしかいないけど、尋常でない速さで
驚きを隠せなかった。
そして、最初に参上したマーボーは
鍋が温められグツグツ今でも噴火しそうなマグマのようだ。
そして、肝心の味は?
一口目、「あっち。」
全く、熱くて味が分からない。
おやくそくだ。
フーフーしながら、口の中にいれると
「ん~これは日本人合わせた、マーボーかな・・・。」
これを、単品で食べるなら
ご飯があると最高においしく感じれると
勝手な解釈をした。
なぜなら、辛さと甘さ系のマーボーは
昔から誰でも一度は口にしたことがある
ご飯にかけて、おいしく食べられる定番中の定番だ。
それ以上に、おいしく食べれる方法は
私は知らない。
逆に、山椒系のマーボーは酒との相性は抜群だと思う。
そして、二品目ホイコーロー。
まず見た目に驚いたのは量の多さ。
皿8割は食材で埋まっている感じだ。
もし、一人で着ていたらとても出ないけど食べきれない量だ。
二人でも無理ですが・・・・
コスパは、最高だ。
味は、「ん~わるくない。」
キャベツを炒めすぎず触感をのこしている。
味は、優しい味だ。
勝手な考えだが、味を薄味にすることで沢山たべれるようのに
薄味にしているのかも?
真意はわからないが・・・・・?
トータル的に、このホイコーローも満足した。
次回予告 全部半端ない・・・・・