このために。 NO,1

このために。 NO,1

 

先日、70代男性のお客さんに意外なことを言われた。

この70代男性との出会いは、ある飲み屋での出会いだった。

(70代男性=ジェントルマン)

その飲み屋は、店主と奥さんと二人で切り盛りしている

カラオケスナックみたいな所。

 

そして、ジェントルマンはマイクを握り歌い始めた。

どうやら、歌が好きで通いなれてるみたいだ。

しかも、かなり歌うまい。

声も綺麗。

装いもスーツを着用し、胸に赤いハンカチを入れている。

ジェントルマンだ。

ひょんな事から会話するようになり

仕事何してるのと聞かれ髪切ってますと答え、

楽しい時間は、あっという間に終わった。

 

そして数日後、店に電話がかかってきた。

それは、ジェントルマンからの電話だった。

とっさに「え、何か失礼でもした?」と思った。

考えても、思い浮かばなかった。

 

話を聞いてみると

ジェントルマンは「髪を切ってほしい。」

私は、驚いた!

私たしは基本、名刺を外で配ることがないからだ。

その時も、名刺は渡していない。

ただ、店の名前と自分の名前を言っただけ。

ジェントルマンは、わざわざ調べてきてくれたことに

私は、驚いた。

 

そして、お店に来店され色々お話をして

何がこのお客さんを、素敵にするか?

私は、インスピレーションを沸かした。

「ん~」。

 

つづく 次回予告どうなるのか?