ダメージ
カウンセリングおえシャンプーをしました。
ただお湯に濡らすだけで、お客様の言うとうり髪が絡まり始めました。
まるで鳥の巣です。
その原因に考えられることは、お湯に髪が濡れることでキュティクルが
起き上がり、隣同士の髪の毛と絡みあっていることが考えられます。
そしてもう一つは、髪がアルカリに傾いていることが考えられます。
これらを踏まえ、どうにかしないとよくなりません。
この状態で髪の毛の中のタンパク質や栄養分を入れても
だだ漏れになってしまいます。
ここでまずは、私は髪の毛の中を修復することから始めました。
タンパク質・CMC・コラーゲンなどなど十数本の薬を使い分けベース作りをします。
髪の毛は、しっかりとした土台を作らないと意味がありません。
腐った木で家を建てるのと同じようなものです。
そして重要なのが結合をつくりだすことが重要になってきます。
ただ髪の中にタンパク質などを入れても結合を作り出さないと
すぐ外に出てきてしまい、数日するともとにもどってしまうからです。
数種類の薬を使い、髪の中を修復し今度は髪の外
キュティクルの代わりになる物をつくっていきます。
先ほど入れたタンパク質などを、再結合の手助けをしてくれる薬を使い
さらなるタンパク質の定着をさせます。
その次に、酸で締め髪をキュティクルを閉じさせます。
これで、お客様の笑顔が見られるとシャンプー台で
薬液を流し、ドライヤーで乾かしてみました。
そうすると、お客様も驚いていました。
まず天使の輪、手触りも元々髪が細いのもあって
絹みたいな手触りになり感動していた様子です。