K・Y
毎日色々なお客様が来店する中、
一人のお客様の口から、
「店長、K・Yだね。」と。
K・Y?
私がすぐ思いついたのは「クソ野郎」という言葉で
「クソ野郎?」
お客様は、大爆笑。
いやいやクソ野郎ではなく、空気読めないだよ。
意味は理解したが、笑えなかった。
俺、空気読めない?
と、自問自答。
頭の中が真っ白になり、
その後、空気読めないという言葉だけがグルグルと回る。
空気読めない、空気読めない。
自分では、理解不能だった。
お客様と、沈黙の時間が流れた。
私は、真剣に考えた。
空気読めない読めない????
答えが見つかる気配はなく、それだけが頭から離れない。
空気読めない、空気読めない。
答えが見つからないままお客様に聞いてみた。
そしてお客様が、「空気読めないでしょ。」
私はそんなことはないと否定したかったが
「よく、普通って言葉使うでしょ。」
それは、店長の普通でみんなの普通でないんだよと
優しく教えてくれた。
そして、2日たった今現在でも、
この問題を処理できないまま、解決の糸口を探している。
俺K・Yか~。
頭が痛い。