色がとれやすい!
先日、お客さまに、こんな質問を受けました。
「私の髪は、今までカラーすると
色がすぐにとれてしまうのは、どうしてですか?」
「簡単に言えば、髪が傷んでいるからです。」
カラーをとれないようにするには、
髪を切るか、トリートメントで治すしかありません。
すこしカラーのメカニズムについて、詳しく話します。
カラー剤は大きく分けて三種類あります。
永久染毛剤(カラー)、半永久染毛剤(マネキュアなど)、
一時的染毛剤(スプレーなど)、があります。
美容室で多くの方が染めているのが、永久染毛剤です。
永久染毛剤は、髪の毛の中にタンパク質に色がつきます。
タンパク質がないと、髪の中に色が入ってもタンパク質がないので
色は付着せず、入っても抜けてしまいます。
例をあげてみますと、金髪の髪に永久染毛剤で色を染めようとしても
色が染まりません。
それは金髪状態になった髪には、タンパク質がないからです。
特にロングヘアーの方に多いのが、
毛先が金髪状態になっていて、美容室で染めたら、
全体的に綺麗に染まっているのですが
一週間位過ぎると、毛先の方から色が抜け出るのはそのせいです。
永久染毛剤(カラー)には、タンパク質が絶対必要なのです。
なので、髪を傷めたらタンパク質を(トリートメントなど)
補給してあげましょう。
これが綺麗な髪でいるコツです!